2016年度・親子セミナーⅡ 2016年12月11日 講師:堀内明日香 

2016年12月11日/アミティホール西宮市民会館

元タカラジェンヌが贈る
「夢が実現する心と体の磨き方」

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恒例の夢セミナー。今回は宝塚歌劇団出身の堀内明日香先生のご講演!軍隊並み?!に厳しいと言われる宝塚音楽学校でのお話しを踏まえ、夢の実現に大切な心構えを分かりやすく楽しくお話しくださいました。
明文化されない規則の数々。口伝で受け継がれていく伝統は、私たちの耳に届くことはありませんよね!すべては闇の中!たっくさんの「いいお話」が聞けたのですが、堀内先生の「ステージ」だからこそ伝わる内容も多いんです。ニュアンスをお伝えするのは難しいですが、そんな貴重なエピソードをざっくばらんに紹介しつつ、想いのこもった白熱の150分間をダイジェストでレポートします。『やっぱり夢セミナーは、生徒も親も、みんなに「生で」聞いてほしいなぁ』。偽らざる感想です。

オープニングでは、先生が生歌を披露。突然流れ出した音楽に合わせ、ステージに。華麗な衣装に身を包み、ホール内を歩きながら歌唱。その姿は、まさに宝塚を彷彿とさせる演出でした。曲は、「オペラ座の怪人」より “Think of me”(クリスティーヌ)です!本当にミュージカルの舞台を見ているような感激でした。宝塚ファンの人か「オペラ座の怪人」が好きな人なら、この登場の場面だけで涙が流れる一幕であったに違いありません。

もう一つ感激したエピソードを作ってくれたのが、我らがSSグループ生!!堀内先生から投げられた『みなさん、夢はありますか?』の質問に、我先にと言わんばかりに前のめりでたくさんの生徒が手を挙げてくれましたね。「総理大臣になりたい!」「ミュージカルスターになります!」他にも、保育園の園長さん、宝塚歌劇に入る、海外に住む、鉄道会社に就職する、お笑い芸人、管理栄養士、柔道選手・・・。これだけの大観衆の前で、堂々と夢を語れる生徒たちに感動しました。会場で見ていた教室の先生たちも、きっと誇らしかったと思いますよ。

憧れの宝塚音楽学校へ~目標を明確にする

img_150920_3堀内先生が夢を抱いたのは、小学5年生のときです。初めて宝塚歌劇を観て、その感動が忘れられず、追いかけました。もちろん苦悩の連続です。最初は、周りの大人にも反対されたり、否定されたりしたそうですよ。『そんなのムリだよ…』そう学校の先生に言zれた堀内先生(10歳のころ)は、「自分を信じること」を大切にしようと思ったそうです。

受験チャンスは4回与えられていますが、堀内先生は3回目で合格。さまざまな関門を突破するのですが、衝撃的なのは、「面接試験」でしょうか。「受験回数・身長・体重・出身地・年齢・受験番号」を言う。ただそれだけです。7秒で面接は終了です。たったそれだけの動作であっても、同じ条件下で他の人よりも輝きがあり、素直さがあるかが試されています。受験は7秒勝負と言われる所以です。

カキクケコ?!

「宝塚で輝きたい!」目標を明確に定めた堀内先生ですが、1回目の受験では自信が持てずに不合格。2回目の受験では、試験の前日に結膜炎にかかり、体調管理の甘さから不合格。3回目の挑戦。このとき、先生は、夢を支えてくれる家族への感謝の気持ちだけで受験したとおっしゃいます。みんなと一緒なら絶対に合格しない!だから、自分は、「感謝」という心構えを立てて試験に挑戦しよう、と思ったそうです。それと、もう一つ。「失敗後には必ず自己分析をする」ことを実践されていたそうです。同じ過ちを繰り返さないために、失敗を失敗で終わらせない。夢を抱いたときの「(か)感動」を忘れず、夢が実現するという「(き)希望」を持ち、試練を乗り越えるために「(く)工夫」し、「(け)健康」管理を怠らず、今の自分の環境に「(こ)恋(感謝)」する。この「カキクケコ」の5つを習慣とし、まっすぐに努力をされたのです。目の前の第一志望校合格を目指す受験生にも、大いに参考になる内容でしたね。

待ち受けていた「厳しさ」~身体から入る

礼儀作法やことば使い、上下関係など、規律の厳しさで知られる宝塚ですが、実際はどのようなものなのでしょうか?「1年目を予科生、2年目を本科生と呼び、音楽学校生としてのルールは本科生が予科生を指導し、代々受けつがれています」と堀内先生。たとえば、

◎予科生は1年間、同じ場所を徹底的に掃除する
◎出会う人には声をかけてあいさつする
◎朝礼時には、下級生は上級生より先に着席しておく
◎扉の開け閉めは、上級生より先に下級生が行う 

などなど・・・
また、誰かが失敗をすると、失敗した本人がそのことを一つ上の上級生に伝え、その上級生がまた一つ上の上級生に伝え…と、伝言ゲームのようにみんなに順番に伝え、最後はちゃんと伝わったかどうかを最上級生がチェックをする。宝塚音楽学校には、紙に書かれた規則など存在しないそうです。すべて口伝です。「注意されたことが言われっ放し、言いっ放しにならないための仕組み」だそうです。指摘されたことは必ず改善するまでやる。『これをやれば舞台で輝けるという目標があるから、不平不満もないのだ』と、その理由をお話しくださいましたが、100年受け継がれていく宝塚の伝統に、すべての夢や目標の達成に通じる意識を学ばせていただけました。

みなさんは、『ブス』ですか?

予科生と言われる身分のときには、徹底して「我を鎮める」ことの大切さも教えてくださいました。宝塚の食堂「すみれキッチン」には、こんな掲示もなされているそうですよ。

※「ブス(無作法)の25箇条」というチェックリストだそうです。みなさんもやってみてくださいね。

たっくさんの「理不尽だなぁ」と思っちゃいそうなお話が満載でした。堀内先生はこうおっしゃいます。『やってもないのに、理不尽だなんて言うな。本当に必要に思っている人にとっては、それはまったく理不尽などと感じられるものではないのだ』と。やり方をどうこうと言う前に、あるべき「型」をもっともっと大切にすべきなのです。そこに精神(心)はついてきます。身に降りかかるすべてのことは必然で、どんなこともムダなことなんてないのです。このように、「人」がしっかりとしていることこそ、チャンスが花を咲かせる原動力になるのだということを学ばせていただきました。

最後に…、堀内先生は、「宝塚に入る」ことが夢だとは言いませんでしたよね。『宝塚の舞台で多くの人に感動を与えたい』と言いました。それが先生の夢だったのですね。誰かを喜ばせよう(誰かの気持ちに応えたい!)。夢とは、そういう「心」を持っている人がつかみ取るものなのだと思いました。

【講演後・堀内先生のfacebookより】

先日西宮・SSゼミナール様に通われている小学生・中学生・高校生・保護者の方々へ機会を賜りました。
夢を質問すると…すごい!
★総理大臣、芸人、タカラジェンヌ・保母さん・ミュージカルスターなどなど…。
多くの若い子供達が大きな会場で手を挙げ、笑顔で明るく発言。
真っ直ぐな瞳、明るい笑顔。
この子供達の姿を見て
SSゼミナール様は
日頃から子供達へ、何を意識し何を伝えているのか、レベルの高さを一瞬で感じます。
ただ学問を教えている学習塾ではなく、子供達の心根、可能性、夢を育てている場所。
こんな素晴らしい学習塾、保護者の方々にとっては、今の時代は特に心強いでしょうね。
またSSゼミナールの各教科の教師の方々も素敵でした。
教師の方々の挨拶、姿勢、活気、笑顔、心遣いの美しいこと…。
この姿(見本)をみて子供達に自然にいい影響を与えているのだなと実感。
日頃何を意識し、どんな事を学んでいるのか…非常に大切だなとSSゼミナールの先生方、子供達を見て感じました。