2016年度親子セミナーⅢ 2016年12月17日 講師:杉山芙沙子 

2016年12月17日/SSゼミナール目黒碑文谷校

 

目黒碑文谷校 第2回 夢実現!親子セミナー

img_150920_1 12月17日、『プロスポーツプレイヤーを育ててきた親たち』と題して、杉山芙沙子先生の講演が開催されました。杉山先生は、元女子プロテニス選手である杉山愛さんを、母として、またコーチとして導いてこられたスゴい方です。先生の醸し出すアットホームな空気感は、あっという間に会場を包み込み、まさに親子参加型のセミナーを催すことができました。

また、何より、春に開校したばかりの目黒碑文谷校で、教室に入りきれないほどの生徒・保護者のみなさまにご来場いただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。いつも支えてくださる碑文谷校のみなさま、本当にありがとうございます。ごく簡単なレポートにはなりますが、当日の先生のお話を要約してお伝えさせていただきます。

親としての関わり方と役割~子どもとの距離感

img_150920_3杉山先生は、「スキル×人間力=トップアスリート」なのだとおっしゃいます。その人間力の部分の育み方。親としてどのように子どもと関わるのかイメージできていることが大切なのです。子どもは社会からの預かりものであり、子どもを社会に役立つ存在に育て、社会にお返しする、という哲学を先生はお持ちです。

子育てをする親として、大切なことは2つ。一つ目は、「理念を持つこと」。何を大切に自分は生きているのか。そこからぶれないように、子どもと接しなければなりません。もう一つは、コミュニケーション力。一方向的な親のエゴの押し付けでは子どもは育ちません。「聴く力」をもち、子どもとしっかりと向き合うことを大切にしてください。

10の黄金法則

img_150920_31.『互いを尊重し合うことの大切さ』
「育児」とは「児童を育てる」ことではありません。子ども「と」ともに育つことなのです。子どもが0才なら、ママとしても0才。二人目のお子さんが生まれても、その子にとっての「0才ママ」。いつも、子どもと共に伴走する存在でありたいものです。

2.『子どもに「求められている」ことの大切さ』
忙しさに負けて、子どもとの会話を後回しにしていませんか?ちゃんと顔を見て、目を見て、子どもとの会話を楽しんでください。

3.『気づくことの大切さ』
失敗はしてもよい。でもそこに気づきがあれば、全力100%で、思いを込めてください。そうでなければ、行動に変わることなどないのです。

4.『目標をもって続けることの大切さ』
習い事でもなんでも、何かを始めるときの「きっかけ」と「終わらせ方」が大切なのです。何かを始めるに際しては、目標を持たせること。その小さな目標達成の度に、それを続けるかどうかを考えてみましょう。まだまだもっとやりたい、と思えれば、続ければよいです。どんなに小さい目標でもよいのです。脳に、「やり切る」という経験をさせることで、脳は喜びます。すると、脳は再びその快感を求めるようになります。こうしてモチベーションというものは、小さな目標達成の繰り返しによって、キープできるものなのです。

例えば、水が苦手なAくんとBくんがスイミングを始めたとします。Aくんは「25メートル泳ぐこと」を目標にしました。Bくんは「水に顔をつけること」を目標にしました。少しの時間が経ってAくんもBくんも水に顔をつけられるようになりました。2人は同じ行動を取りましたが、より達成感を感じるのはBくんです。同じ行動でも、目標の持ち方で、脳の「快・不快」は異なってくるものなのです。

5.『正しい答えは一つではないことの大切さ』
正しい答えは一つではありません。親の価値観の押し付けは禁物。自分からの「Iメッセージ」を発信することに加えて、相手(子ども)の考えを受け入れるようにしましょう。

6.『絶対評価であることの大切さ』
人はそれぞれです。誰かと比べる必要などまったくありません。子どもが昨日に比べて今日がどうであったかという視点で接してあげましょう。

7.『何でも楽しくしてしまうことの大切さ』
「遊戯三昧(ゆげざんまい)」。杉山愛選手の座右の銘です。やることを思いっきり楽しむという意味です。楽しいことだけをやるのではなく、どうせやるんだったら、思いっきり楽しもうという考えです。

8.『励ますことの大切さ』
どんなにダメな状況が起こっても、子どもと感情を共にし、受け入れましょう。杉山先生は、「失敗」という漢字を「マイレージ」と呼ぶそうです。失敗が多ければ多いほど、マイレージは貯まり、自分にはプラスが増えているのです。

9.『褒めることの大切さ』
子どもの小さな変化に気づいてあげてください。小さな成長を見逃さないように・・・。

10.『待つことの大切さ』
山中代表もお気に入りのラスト。「待つこと」。一つエピソードを紹介します。杉山愛選手が幼少の頃、お母さんと一緒に散歩に出ました。紐付きのスニーカーを、自分で結ぶ!と言う愛さん。20~30分もかかるのです。お母さんである杉山先生は、「あぁ、この子にとっては、この靴を履くという動作から散歩は始まっているのだ」と考えたそうです。ちゃんと待ちましょう。待つことで、成長していく小さな変化にも気が付く目が養われます。

img_150920_3もっともっとたくさんの勉強になるお話があったのですが、紙面の都合上、紹介しきれません。碑文谷校の親子セミナーを見て、改めて感じました。手前味噌ではありますが、SSの「夢教育」は素晴らしい。全塾生と保護者様にご参加いただき、よりよい子どもたちの将来を築くお手伝いをもっともっとさせていただきたい。ほとんどすべての生徒と保護者様にご参加いただけた会場を目の当たりにして、自然と沸き上がった感情です。ぜひ来年も、夢セミナーをお楽しみに!